皆さまのお家にはやかん(薬缶、ケトル)がありますか?
我が家にも長らく存在しており、かつては麦茶や湯たんぽのお湯を沸かすのに大活躍していました。
しかし、最近お茶は鍋で沸かしており、気付けば5年以上使っていないまま、キッチン棚の奥に保管されていました。
今回は筆者がやかんを手放すことにした理由や、代用品について紹介します。
こちらが我が家にあったやかん。容量は4L!
やかんをやめた理由
やかんを手放すかどうか悩んだとき、まずは使わなくなった理由について考えてみました。思いついたのが次の理由です。
- 洗いにくい、乾かしにくい
- 大きすぎる(我が家の場合)
- 保管に場所を取る
- 便利ではあるが代用品も多い
1. 洗いにくい、乾かしにくい
個人的に一番嫌だなぁと思ったのがこれでした。
上部が狭くなっているので手を入れて洗いにくく、注ぎ口の部分はスポンジも届かないのでイライラします。
乾かすのにも時間がかかり、逆さにしてもフチに水が残ってしまいます。
乾かすのに時間がかかると、結果的に常にキッチンに出しっぱなしの状態となり、それもキッチンが片付かない原因のひとつになります。
2.大きすぎる(我が家の場合)
学生時代は煮出しタイプの麦茶や健康茶を大量に沸かしていたので、母が大きいサイズを求めていました。
現在、麦茶は小ぶりのピッチャーに入れているので2.5Lほどを鍋で沸かしています。
4Lも沸かすと冷蔵庫も圧迫するので、実際のところ大きすぎるやかんは必要ないです。
3.保管に場所を取る
「大きすぎる」と重複しますが、やかんは取っ手や注ぎ口などの出っ張りがあるので、場所を取ります。他の容器や鍋にもきれいに重なりません。
やかんを快適に保管するには、ゆとりのある置き場所を確保し、単独で置くのがよいと思います。
4.便利ではあるが代用品も多い
やかんはお湯を沸かして容器に入れるという機能に特化しているため、口の細いビンや湯たんぽにもこぼさずにお湯を注ぎ入れることができます。
この点はとても便利です。
しかし、やかんを使わなくなった最近5年ほどを振り返ってみると、代わりになるもので問題なく生活できていること、ほとんど不便に感じなかったことに気づきました。
その結果、なくても困らない、今持っているやかんを今後使うことはないと判断して手放すことにしました。
やかんの代用品
お茶を淹れたりカップラーメンに使うお湯を沸かすだけなら、電気ケトルや電気ポット、ウォーターサーバーでも対応できます。
電気だと自動で加熱が止まるので安全ですし、さらにウォーターサーバーは沸かす手間も必要ありません。
一杯分でよければ、電子レンジでも事足ります。
そういえば、10年以上前ですが健康志向の母はポットに入れるお湯もやかんで5分以上沸騰させていました。
面倒になったのか、家電の沸騰機能を信用するようになったのか、今は電気ポットで沸かしています。
麦茶などの煮出しは鍋でも代用可能です。
ピッチャーにお湯を注いで作ることもできます。
我が家は主に電気鍋で煮出しています。ときどき普通の鍋を使うこともあります。
鍋から口の細いビンや湯たんぽに入れるときはじょうごを使うので、その点はやかんに比べると若干不自由になりました。でもスッキリ感はそれに代えがたいものがあり、とても満足しています。
今後は、最近お店でよく見るようになったマルチポットも、やかんの代わりとして便利そうだなぁと思っています。
今回は、やかんは必要なのか、手放す理由と代用品について筆者のケースを紹介しつつまとめてみました。
やかんを洗う作業や保管に悩んでいる方や、使っていないやかんを何となく保管していた方の、考えるきっかけになれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
#捨て活 #断捨離 #ケトル